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スイスへの渡航

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1995年の春、私は初めての海外渡航で関西空港からスイスへ向けて旅立ちました。このために勤めていた仕事を退職し、まさに一大決心でした。当時は、英語とドイツ語を操れる通訳になるのが夢だったのです。実り多い1年間でしたが、思い返すと反省点もいろいろとあります。

チューリヒ

そのとき利用したのはスクールインターンという制度で、触れ込みは、「海外の学校で子供たちに日本語や日本文化を教えながら、現地での生活を通じて語学力をアップさせよう」というものでした。

大学や大学院へ留学するよりも費用が安くて手っ取り早く、かつ、語学留学やワーキングホリデーよりも収穫がありそうだったので、あ、これいいかも、と魅力を感じたのです。(実際にそうだというのではなく、あくまで私がもったイメージです。)

たまたま、通っていた英会話学校にスクールインターンのプログラムがあり、一度、海外に出てみたいと思っていた私は、まんまと勧誘に乗ってしまったのです。

申し込みの手続きをしてから、どの国のどんな学校が希望ですか、と聞かれ、できれば英語だけだなく、ドイツ語も勉強できるところを探してほしい、と要望を出しました。

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なかなか難しい条件だったようですが、しばらくして紹介されたのが、ベルナー・オーバーラントという場所にあるスイスの全寮制インターナショナルスクールです。担当者からこんなふうに勧められました。

「ここなら英語とドイツ語の両方が公用語なので、いきなりドイツ語圏に放り込まれるより安心ですよね。それに、スイスは治安もいいですし」

---確かに彼女の言葉に嘘はなかったものの、実際にはスイスで過ごすことには大きな落とし穴がありました。ひとつは、スイスという国は、周辺のドイツやイタリアに比べて物価が高く、日本の大都市圏と同様のレベルだということ。もうひとつは、スイス人の話すドイツ語がおそろしくなまっており、ドイツ人でも数ヶ月間は理解できない場合がある、ということです。

つまり、短期の観光目的ならまだしも、1年間腰をすえて語学を学習するには適当とはいえない環境だったのです。それなら、最初からドイツ語一本に絞って、ドイツの学校を紹介してもらうほうがよかったのです。

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でも、そんなことには気がつかず、さっさと手続きを進めた私は、数ヵ月後には関西空港からスイスへ飛び立ってしまいました。その事実を思い知ったのは、チューリヒの空港で、まずお世話になったホームステイ先の女性に出迎えてもらったときです。彼女は、私を家に案内する道すがら、英語でこんなことを言いました。

「でもあんた、スイスにドイツ語を勉強しにくるなんて、ほんと変わってるよねえ。それって、まるでスイス人が日本語を勉強しに韓国へ行くようなもんだよ~。それに物価もバカ高いしさあ。私なんて、買い物するのによく電車でドイツまで行ってるんだよね~」

(えーっ、そ、そんなあ・・・!)話を聞いていた私は、不意に頭をかなづちでなぐられたような衝撃を受けました。にわかに目の前がくらくらしてきて、それから1年間の苦労を早くも予感し始めていたのです。

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